【レアル・マドリー 3-1 レアル・ソシエダ　リーガ・エスパニョーラ 第17節】

　スペイン・リーガ・エスパニョーラ第17節が現地時間の30日に行なわれ、レアル・マドリーはホームでレアル・ソシエダと対戦する。

　ラファエル・ベニテス監督の監督解任が噂されるマドリー。試合開始前にはファンからのブーイングがスタジアム中に鳴り響く。

　24分には、マドリーがPKを獲得し先制点のチャンスを得る。しかし、これをC・ロナウドが決められない。シュートは大きくゴールの上に外れてしまう。それでも、前半終了間際の42分に再びPKを獲得すると、C・ロナウドが今度こそ決めてマドリーが先制に成功した。

　しかし、後半にソシエダが反撃する。カウンターから途中交代のブルマが決め、1-1の同点に追いつく。

　チームに嫌な空気が立ち込め始めたマドリーだが、この男が再び勝ち越しゴールを決める。CKからC・ロナウドが下がりながらスーパーボレー。ボールは地を這いながらファーサイドに吸い込まれた。

　試合終了間際にはバスケスが決めて3-1で試合終了。マドリーは勝利で2015年を終えた。引き分けであれば解任が決定的となっていたとみられるベニテス監督だが、エースのスーパーゴールに救われる形となっている。

【得点者】
42分 1-0 C・ロナウド（レアル・マドリー）
49分 1-1 ブルマ（レアル・ソシエダ）
67分 2-1 C・ロナウド（レアル・マドリー）
86分 3-1 バスケス（レアル・マドリー）

【了】