アーセナルのレジェンドであるデニス・ベルカンプ氏(左)とMFメスト・エジル(右)【写真:Getty Images】
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、ボーンマス戦で1ゴール1アシストを記録したMFメスト・エジルを、クラブのレジェンドであるデニス・ベルカンプ氏に匹敵する選手だと賞賛した。英紙『デイリー・メール』が28日付で伝えている。
エジルは今節の試合で今季最多となる1試合9度のチャンスメイクに成功し、うち1つはアシストになるなど存在感を示している。そんな”背番号11”に対し、ヴェンゲル監督はかの名選手に並べて賛辞を送った。
「メストはアーセナルの中心だ。我々は中盤を組み替えたが、テクニックとボールの扱いによって、エジルは彼らに自信と安定を与えていた」
「才能があるだけでなく、チームのためによく働いてゴールとアシストを決める。完成された選手だ。ベルカンプはゴールを量産していたのに対して、エジルはアシスト製造機だったが今やゴールも決められる。彼らは比較に値する選手たちだ」
エジルがプレミアリーグで最高の選手かどうかを聞かれると、ヴェンゲル監督は「アシスト数が物語っているだろう」と答えた。エジルは現在16アシストを記録しており、続くケビン・デ・ブルイネの8アシストを大きく引き離している。
この日の勝利でプレミアリーグ暫定首位に立ったアーセナル。現地時間29日のレスター・シティ対マンチェスター・シティの試合結果によっては1位での年またぎが確定する。
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