ディナモ・ザグレブのアンテ・チョリッチ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーはクロアチアU21代表、ディナモ・ザグレブの18歳MFアンテ・チョリッチの獲得を検討していると27日付け『アス』が報じている。
ザグレブ出身の攻撃的MFチョリッチは将来を期待される逸材であり、11歳でバイエルン・ミュンヘンやチェルシーのテストを受けたが、最終的にオーストリアのレッドブル・ザルツブルグへ入団。チョリッチが15歳の時、現在所属するディナモ・ザグレブに90万ユーロ(約1億2000万円)で移籍している。
同紙によると、マドリーはその能力を確認するためチョリッチを数試合視察し調査したとし、既に同選手の代理人であるアンディ・ボラ氏にコンタクトを取ったとしている。
現在2020年までディナモ・ザグレブと契約を残すチョリッチは11月には「未来?ここ(ザグレブ)ではないね。移籍したい」とはっきり語っている。マドリーはまだ明確な金銭的オファーを出していないが、チョリッチの移籍金は1000万ユーロ(約13億円)とされている。しかしマンチェスター・シティやチェルシー、バイエルン、さらにバルセロナなどヨーロッパ強豪クラブからも注目されており、移籍金の高騰が予想される。
マドリーはFIFAから未成年移籍問題で選手登録禁止の罰則が課せられる可能性があり、将来有望なチョリッチの獲得を急ぐのではないかとしている。
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