バルセロナは子どもでもレアル・マドリーと宿敵【写真:Getty Images】
バルセロナとレアル・マドリーのライバル心の醸成は子どもの頃から徹底されているようだ。27日付け『マルカ』が報じた。
アメリカのマイアミで開催されたU-12カテゴリー大会の夕食会に、レアル・マドリーのレジェンドであり、スペインプロリーグ協会のアメリカ合衆国でのコミュニティーマネージャーに就任したラウール・ゴンサレス氏がサプライズで登場した。しかし、バルセロナのU-12だけが宿敵マドリーのレジェンドであるラウール氏との写真撮影を断ったという。
スペインラジオ局『カデナ・セール』によると、マイアミで主催する7人制サッカーU-12トーナメントには、スペインからはマドリー、バルサの他、ビジャレアルやセビージャ、アトレティコ・マドリーなどのクラブが参加している。
夕食会場にサプライズで現れたラウール氏は、快く参加しているクラブの子どもたちとの写真撮影を快諾した。ラウール氏はバルセロナ関係者や子どもたちと和かに雑談したが、クラブ責任者から永遠のライバルであるレジェンドと同じ写真に収まる“許可”を得ることはできなかった。
レアル・マドリーとバルセロナのライバル心は、このようにして小さな頃から育てられていくのかもしれない。
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