元バルセロナのジョゼップ・グアルディオラ監督【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのクラブソシオ(会員)たちはラファエル・ベニテス監督解任後、噂されるジョゼ・モウリーニョ氏ではなく、まさかの宿敵を希望しているようだ。24日付け『マルカ』が報じた。
現在マドリーはクラブソシオに対して、ベニテス監督の進退について意見を集める電話アンケートを実施している。「ベニテス監督交代後どの指揮官を望むか」との質問に対し、今季限りでバイエルンを退任するジョゼップ・グアルディオラ監督の名前が多数挙がっている。
グアルディオラ監督は2008年から2012年までマドリーの宿敵であるバルセロナの指揮官を務め、モウリーニョ監督の激しい戦いを繰り広げた。仮にグアルディオラ監督がマドリー指揮官に就任することになれば、“禁断の就任”と言っても過言ではない。
しかしながら、グアルディオラ監督はイングランドのマンチェスター・シティとの契約が決まっているとされ、実現は難しいとみられている。
一方で、『マルカ』は現イタリア代表アントニオ・コンテ監督とファビオ・カペッロ氏の名前を候補に挙げている。カペッロ氏は過去マドリーの指揮官を2度務め、2回のリーグ優勝を経験している。
混迷を極めるマドリーの監督人事。その結末に注目が集まっている。
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