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金まみれ!権力者たちの“狂騒”曲。あの名手は日本の市営バスに現る【今年の欧州サッカー10大ニュース】

12月31日を迎え、2015年も終わりを迎えようとしている。今年の欧州サッカーも様々な出来事が話題となった。この1年間を振り返り、今年あった『欧州サッカー10大ニュース』をご紹介しよう。

text by 編集部 photo by Getty Images

1.サッカー界の二大組織、権力者たちの“狂騒”曲

金まみれ!権力者たちの“狂騒”曲。あの名手は日本の市営バスに現る【今年の欧州サッカー10大ニュース】
FIFAのゼップ・ブラッター会長(左)とUEFAのミシェル・プラティニ会長(右)【写真:Getty Images】

 5月27日、スイス・チューリッヒの高級ホテルで国際サッカー連盟(FIFA)の幹部らが、メディア関係者などから贈賄の受領など複数の容疑で逮捕された。

 同29日にはゼップ・ブラッター氏がFIFA会長選で再選を果たしたが、6月2日に開かれた緊急記者会見で「サッカー界全体の支持を得られていない」として辞意を表明。会長選が仕切り直されることとなった。

 その後の調査で、ブラッター氏に加え、会長選出馬を表明していたUEFAのミシェル・プラティニ会長など複数幹部が一連の不正に関与していたことが発覚。FIFA倫理委員会は10月に90日間の職務停止処分を、12月には8年間の活動停止処分を両名に下した。

 FIFA、UEFAというサッカー界の二大組織において、2人の権力者たちの“狂騒”曲が続いていたということだろうか。

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