ドルトムント選手が少なくとも4人が先発【写真:goal.com】
ドイツは19日、敵地ウェンブリー・スタジアムで国際親善試合イングランド戦に臨む。15日のイタリア戦からメンバーの大幅入れ替えが予想されるドイツだが、ヨアヒム・レーブ監督は控え組中心のチームではないことを強調している。
ドイツでは、ボルシア・ドルトムントGKロマン・ヴァイデンフェラーの先発出場が決定しており、DFマルセル・シェーファー、MFスヴェン・ベンダー、マルコ・ロイスらがスターティングメンバーに名を連ねることになる。さらにDFマッツ・フンメルスが出場する可能性が高く、イングランドに立ち向かうチームはドルトムント選手を中心に形成される。
その一方でレーブ監督は、GKマヌエル・ノイアー、DFフィリップ・ラームらバイエルン選手数人に休養を与えている。次節にドルトムント対バイエルン・ミュンヘンを控えているブンデスリーガだが、その一戦を前にバイエルンに利点を与えているという意見に指揮官は次のように答えた。
「私は代表監督として代表チームのことを考え、次の試合を大事なテストと見ている。ドルトムント対バイエルンは私のテーマではない。私のテーマはイングランド戦、そして来年に行われるチリ戦だ」
代表の試合はリーグ戦に影響しないと強調している。
「火曜日の試合だ。トレーニングで体が完璧な状態に仕上がっている若い選手を起用する。それが問題になるようだったら、ドイツは間違った方向に向かっているとしか言えないね」
またイギリスでは、ドイツは主力を欠いてイングランド戦に臨むとのことで批判の声が挙がっているが、レーブ監督はそれに対して以下のようにコメントした。
「Bチームでプレーするとは感じていないし、イングランドに対して敬意を欠いているつもりもない。Bチーム、Aチームは存在しない。経験を得なければいけない若い選手は存在する。そして、これは真のストレステストだ」