来季からバイエルンの監督を務めるカルロ・アンチェロッティ氏【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンのジョゼップ・グアルディオラ監督に代わり来季から監督に就任することが決まったカルロ・アンチェロッティ氏だが、昨季まで指揮していたレアル・マドリー復帰の可能性を最後まで探っていたようだ。20日付け『マルカ』が報じた。
バイエルンと2019年まで契約を結んだアンチェロッティ氏はミランやチェルシー、パリ・サンジェルマンを指揮し、それぞれのリーグ戦を優勝。ミランでチャンピオンズリーグ(CL)を2度、さらにマドリーでは悲願のクラブ通算10度目のCL優勝を達成している。
同紙によると、アンチェロッティ氏はマドリーでの期間を“未完成”と感じており、バイエルンとの交渉中に、マドリーが自身の復帰の意思があるかどうかを代理人に確認させていたとしている。
来季はグアルディオラ監督の後任という難しい役割を任されるアンチェロッティ氏。イタリア、イングランド、フランスに続いて4ヶ国目のリーグ制覇という偉業を達成することはできるだろうか。
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