ヒディンク監督からチェルシーのフロント入りを打診されているディディエ・ドログバ【写真:Getty Images】
チェルシーの新指揮官に就任したフース・ヒディンク監督が、MLS(メジャーリーグサッカー)のモントリオール・インパクトに所属する37歳のFWディディエ・ドログバに対して、フロント入りを要請しているようだ。20日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。
同紙によると、ヒディンク監督は自身の”右腕”としてアシスタントコーチになるようドログバに打診したとのこと。19日に行われたサンダーランド戦ではドログバをスタジアムに招待し、ヒディンク監督と共に試合を観戦していたようだ。
将来的にスポーティング・ディレクターやアカデミーのトレーナー、監督かアドバイザーのような形で古巣チェルシーに戻ってくることを誓っているドログバ。ヒディンク監督もチェルシーのスタッフとして招き入れたいと考えているようだ。
「我々は彼をチームに参加させたいと思っている。しかし、彼はまだモントリオールとの契約が残っているため、すぐにとはいかないだろうね。我々はクラブにとって重要な選手を獲得したいと思っている。ドログバの心はチェルシーにあるんだ」
ドログバはモントリオールとの契約を2016年12月まで残している。そのため、今すぐにフロント入りが叶わない場合は、今季終了までの契約となっているヒディンク監督の側で働くことにはならないかもしれない。
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