カルロ・アンチェロッティ氏がバイエルン新監督に【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンは20日、ジョゼップ・グアルディオラ監督の作品に代わって来季からカルロ・アンチェロッティ氏がチームの指揮を執ると発表した。2019年までの3年契約となっている。
昨季限りでレアル・マドリーの監督を解任された後、病気の静養などで現場を離れていた名将が第一線に戻ってくる。
現在56歳のアンチェロッティ氏はこれまでチャンピオンズリーグ(CL)3度優勝など、指揮したチームに数々のタイトルをもたらしている。ミランの黄金期を築き、レアル・マドリーではクラブ通算10度目のCL制覇に貢献した。
自身のツイッターを更新したアンチェロッティ氏は「バイエルン・ミュンヘンという素晴らしいクラブに来季から加われることを光栄に思います。このクラブの関心を知った時、他のオファーについて考えることはできませんでした。バイエルンと私の友人であるグアルディオラにとって、今季残りが素晴らしいものとなるよう願っています。バイエルンサポーターの皆様、そしてすべての人々へ。素晴らしいクリスマスを、そして新年をお迎えください」とメッセージを発信している。
なお、ジョゼップ・グアルディオラ監督は今季限りで退任となる。バイエルンの監督就任後2年連続リーグ優勝など、国内で絶対的地位を築いたが、欧州でのタイトルはない。
アンチェロッティ新体制のバイエルンがどこまで強さを増すか、そしてグアルディオラ監督の新天地にも注目が集まる。
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