MSNの活躍でリーベルを下したバルサ【写真:ダン・オロウィッツ】
【バルセロナ 3-0 リーベル・プレート クラブW杯決勝】
FIFAクラブW杯決勝が20日に行われ、バルセロナはリーベル・プレートと対戦し、3-0で勝利した。
バルサは準決勝を欠場したメッシとネイマールが復帰を果たし、MSNが揃ってスタメン出場となった。
バルサは11分、イニエスタのパスにメッシがボレーで狙うもGKの好セーブに阻まれた。23分にはネイマールが左からクロスを送ると、大外から走りこんだD・アウベスが右足ボレーで合わせるも決められない。
しかし、その後はリーベルも盛り返す。中盤での争いに勝てるようになり、ボールを奪ってからの速い攻撃に繋げている。
それでも36分、バルサが先制に成功する。アウベスのクロスをネイマールが頭で落とすと、メッシがタイミングをずらして左足アウトで決めた。相手から最も警戒される選手が、マークをものともしないスーパープレーを見せつけた。
リードを奪われたリーベルは、後半開始から2人を代えて勝負に出る。しかし、次のゴールを奪ったのはバルサだった。49分、カウンターから裏に抜け出したスアレスが持ち込み、右足で決めて2-0とした。
さらに55分にはネイマールが巧みなドリブルで相手を翻弄。ゴール前まで持ち込むもシュートは打てず。それでも68分、メッシが粘り強く持ち込むと、ネイマールの絶妙な浮き球パスに走り込んだスアレスが頭で合わせて、さらにリードを広げた。
リーベルは84分、ゴンサロ・マルティネスの強烈な左足シュートも、バルサの守護神ブラボが鋭い反応でゴールを死守した。
結局、バルサは3得点を奪っただけでなく世界最高峰の技術や勝利への執念も存分に見せつけた。南米王者に勝利し大会制覇を達成。世界一の称号を手にした。
【得点者】
36分 1-0 メッシ(バルセロナ)
54分 2-0 スアレス(バルセロナ)
68分 3-0 スアレス(バルセロナ)
【了】