本田、12試合ぶり先発へ。可能性高める3つの理由
ミランの本田圭佑が20日のフロジノーネ戦で、9月22日のウディネーゼ戦以来リーグ戦で12試合ぶりに先発する可能性が高まった。
その理由は3つ。まずは4-3-3(あるい4-4-2)へのシステム変更後、右サイドでスタメンをキープしていたアレッシオ・チェルチが不調を囲い定位置を滑り落ちたこと。その次は前節エラス・ヴェローナ戦で右MFとして先発したエムバイエ・ニアンに疲労が蓄積し、休ませるという情報も出ていること。そしてチームの攻撃の要となっていたジャコモ・ボナベントゥーラまで起用が微妙だということだ。
木曜日に行われたコッパ・イタリア5回戦サンプドリア戦で、ボナベントゥーラは後半32分に下がった。出ずっぱりだった彼のこと、疲労の蓄積かと思いきや実は故障だった。内転筋の張りを訴えてベンチに下がり、この2日は別メニュー。検査の結果筋断裂などは見られず、試合にも召集されていたが、出場は不透明である。
シニシャ・ミハイロビッチ監督の前日会見では、そのこともあってまずはボナベントゥーラのコンディションについて質問してみた。「本田のこと聞くんじゃないのか? こっちはそうだと思って答えるつもりでいたのに」と少し驚かれてしまったが…。
その結果「多分本田はプレーすることになる。明日の朝、どんな状態で彼が目覚めるかだ」という答えに繋がる。左MFであろうが右MFであろうが、起用される確率は高いということだ。
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