地元メディアは常に先発予想も…
いよいよ前半戦の最終節である。2015年12月19日、ボルシア・ドルトムントは、ケルンとのアウェイゲームに臨む。
16日にBVBはアウクスブルクを2-0で下して、DFBポカールは3回戦への進出を決めた。既にヨーロッパリーグはグループの突破を決めており、2月にはベスト32でポルトガルのFCポルトとの対戦が決まっている。
そしてブンデスリーガでは16試合を終えて12勝2分2敗の46得点21失点、勝ち点38の数字を刻んできた。来季のチャンピオンズリーグの出場権を獲得することを第一目標としてきたことを考えれば、リーグ戦はもちろんのこと、カップ戦も含めて順調の一言に尽きる成績である。
17日付の『キッカー』紙は、ケルン戦のドルトムントの先発予想を次のとおりとした。
【GK】ビュルキ、【DF】ギンター、ソクラティス、フンメルス、シュメルツァー、【MF】バイグル、ギュンドアン、香川真司、【FW】カストロ、オーバメヤン、ムヒタリヤン。
香川は先発での出場予想となっている。16日のDFBポカール、アウクスブルク戦では、58分からの途中出場だった。12月に入ってからでは、10日のELパオク戦を除いて、5日のボルフスブルク戦、そして13日のフランクフルト戦と、ベンチからのスタートが多くなっている。
ケルン戦で香川は、再び先発での出場となるだろうか。
アウクスブルク戦について、試合後に本人が語ったところによれば、香川は先発を見越して準備をしていた。トゥヘルが前日の会見で、ロイスを除く他の選手についてコンディションに問題はないと述べたが、もちろんその「ロイスを除く他の選手」の中に香川も含まれている。