11月16日、テレビ朝日で生中継された日本対オランダ戦。その平均視聴率が21・9%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)と20%超えをしていることがわかった。
ワールドカップ優勝候補にも名前が挙げられている強豪・オランダとの対戦ということもあり、かねてから注目を浴びていたこの対戦。日本は前半に2点のリードを許す苦しい展開となったが、ハーフタム目前の前半終了間際に大迫のゴールで追撃。
後半15分には華麗な崩しから本田が決めて同点に追いつくと、その後には柿谷の決定機などもあり、逆転に持ち込めそうな展開だったことで視聴者の目を釘付けにした。試合は2-2のドローだったが、見応えある内容だったと言える。日本代表戦の平均視聴率20%を超えたのは、ブラジル大会の出場を決めた6月4日のアジア最終予選オーストラリア戦以来とのこと。
なお、この注目された試合で1ゴール1アシストと活躍した大迫勇也の人気も急上昇中だ。大迫の代名詞といえる、「大迫、半端ないって」というフレーズ。
これは第87回全国高校サッカー選手権大会準々決勝で対戦した滝川第二高校の中西隆裕選手が試合後に言った名言だが、これを基に作成された「大迫、半端ないってTシャツ」の売り上げもオランダ戦後から急増したという。
ピッチ上での躍動感を取り戻した日本代表。その人気ぶりも、再び盛り返してきそうだ。
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