レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が、ラファエル・ベニテス監督の解任を否定している。18日、スペインのラジオ局『カデナ・セール』でのインタビューて明らかにした。
先月21日に行われた宿敵バルセロナとの伝統の一戦“エル・クラシコ”で0-4の大敗を喫して以来、ベニテス監督解任の噂が立っていた。しかし、ペレス会長はこれを自らの言葉で否定し、噂される後任候補の名前も挙げながら次のように語った。
「いくらかのメディアは書き立てているが、ベニテス監督との契約は続くし、(ジネディーヌ・)ジダンや(ジョゼ・)モウリーニョ、または別の誰かが取って代わるということはない」
「未来のことは誰にもわからないが、我々は熟慮の上でベニテスを選んだ。マドリーが抱えている問題に対処し得る能力を持ち、彼以上にそれが期待できる候補が他にいるとは思わないからだ」
ビジャレアル相手に敗戦を喫し、シーズン折り返しを前に昨季の半分に達してしまったマドリー。果たして、ベニテス監督は自身の采配で批判をシャットアウトできるのか。
【了】