ビセンテ・スッカーラ氏が応援しているリーベル・プレート【写真:Getty Images】
日本で開催されているクラブW杯に出場のリーベル・プレートを応援するため大勢のサポーターが訪れた。サンフレッチェ広島との試合が行われる前日には大阪の道頓堀付近で数千人をも超えるファンが集結するなど、大々的に報道されている。
そんな中、単独で来日したサポーターがいた。17日のアルゼンチンメディア『オーレ』によると、その人物はブラインドサッカーのアルゼンチン代表選手であるビセンテ・スッカーラ氏とのこと。盲目のため目は見えないが、リーベルを応援するために同伴者なしで日本に渡ったようだ。
スッカーラ氏はリーベルの大ファンで、好きな選手は元リーベルのエンツォ・フランチェスコリ氏であることを明かしている。また、リーベルの選手たちは決勝前にスッカーラ氏と会うことを約束しているようだ。決勝戦は20日に横浜でバルセロナと対戦する予定となっている。
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