レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は様々な問題が噴出しているチームのコントロールを取り戻すため、スポーツディレクター(SD)を探しているとスペインラジオ局『カデナ・セール』が報じた。
マドリーでは現在SDの役職は2011年にホルヘ・バルダーノ氏、ミゲル・パルデサ氏が辞任してから空席となっていた。
それは当時のジョゼ・モウリーニョ監督が権力の“イングランド式”(イングランドではマネージャーである監督がスポーツ部門の最高権力者)を求めたからであり、それ以来ペレス会長はSDを任命していなかった。
ペレス会長は元マドリーのキャプテンでありスペインサッカー協会でもSDを務めた経験のあるフェルナンド・イエロ氏と、マドリーに7度目のチャンピオンズリーグ優勝をもたらし、ラモン・カルデロン政権でSDを務めたプレドラグ・ミヤトビッチ氏をリストアップしているという。
しかし同局によると、イエロ氏は監督としての職を望んでおり、オファーに首を縦に振らないだろうとしている。
また、ミヤトビッチ氏は過去すでにペレス会長と仕事をするのは困難が予想され望んでいないと発言しており、この両氏がマドリーに復帰する可能性は低いとしている。
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