今季限りでジョゼップ・グアルディオラ監督が退任すると噂されるバイエルン・ミュンヘンだが、既に後釜は決まっているようだ。16日、英紙『インディペンデント』が報じている。

　グアルディオラ監督の後釜として報じられているのが、かつてミランやレアル・マドリーらで指揮を執ったカルロ・アンチェロッティ監督。同紙によれば、今週末にもグアルディオラ監督の退任とアンチェロッティ監督の来季就任を発表するのではないかとみられている。

　アンチェロッティ監督は1995年に当時セリエBのレッジャーナで監督業をスタートすると、パルマ、ユベントスの指揮を経て2001/2002シーズンにミラン監督に就任。そこで2度のチャンピオンズリーグ（CL）優勝に導いた。

　その後、チェルシーとパリ・サンジェルマンで指揮を執った後、2013年にレアル・マドリーの監督に就任した。2013/2014シーズンに指導者として自身3度目のCL優勝を成し遂げ、クラブにデシマ（CL10回目の優勝）をもたらした。しかし、昨季CLでユベントスに敗れ、リーガ・エスパニョーラ優勝も逃したことでシーズン終了後に解任。現在はフリーの身となっている。

　イタリア、イングランド、フランス、スペインで指揮を執ってきたアンチェロッティ監督。最後のピースともいえるドイツの名門就任は実現するのだろうか。

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