レナトが夏に電撃移籍
今年最大のトピックは、間違いなくレナトの電撃移籍だろう。オファーから退団までがあまりに早すぎたため、日本サッカー界に特大の驚きをもたらした。そして川崎Fの戦力にも特大のダメージを与えた。
代役として獲得したアルトゥール・マイアは最後まで“風間スタイル”への順応に苦しみ、杉本健勇や船山貴之もレナトの穴を埋めるには至らなかった。
一方、当たり補強だったのはエウシーニョの存在だ。右サイドのポジションを獲得すると、ウィングバックとして高い攻撃能力を発揮して8得点。自身初の海外挑戦ながら新しい環境への順応もスムーズだった。
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