久保裕也【写真:Getty Images】
ブンデスリーガで降格圏と勝ち点差0の15位に低迷するフランクフルトが、スイス1部ヤングボーイズでプレーするFW久保裕也の獲得に興味を示しているようだ。独『FAZ』が報じた。
今季17試合に出場して4得点を挙げている久保は、レギュラーに定着してチーム内での存在感を増している。
一方フランクフルトは昨季得点王のアレクサンダー・マイヤーが6得点を記録しているものの、新エースとして期待されたルク・カスタイニョスとハリス・セフェロビッチがそれぞれ4得点、3得点と期待を裏切っている。そこで若くプレーの幅が広い久保に目をつけた。
同時にフランス1部レンヌのポーランド代表MFカミル・グロシツキの獲得にも動いており、2列目からゴールに絡める人材を欲していると見られる。
久保もグロシツキも所属クラブとの契約を2017年夏まで残しているが、移籍に必要な違約金の額はそれほど高くない。フランクフルトは久保にかつての乾貴士のような活躍を期待しており、1月の移籍市場での獲得を望んでいると『FAZ』は伝えている。
果たして新たな日本人選手のブンデスリーガ参戦は実現するのか。若くして期待されたストライカーに飛躍の時が近づいている。
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