ミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督【写真:Getty Images】
日本代表FW本田圭佑が所属するミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督が今年いっぱいで解任される可能性があると伊紙『トゥットスポルト』が伝えている。
ホームのサン・シーロで13日に行われたエラス・ヴェローナ戦で引き分け、今月に入って未だ勝利がないミラン。この試合を観戦していたシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長は怒りを露わにしていたという。
同紙によれば、ベルルスコーニ名誉会長は今年最後の4試合で勝ち点12獲得のノルマを課していたというが、2試合を終えた段階で獲得したのはわずか2ポイントで、最大でも8ポイントまでしか到達しない。
こうした状況を受けて、残り2試合の結果がミハイロビッチ監督の命運を握るだろうと同紙は予測。場合によっては、ウィンターブレーク期間中に監督交代となる可能性があるとした。
また同紙は後任候補として、クリスティアン・ブロッキ氏、マウロ・タソッティ氏、チェーザレ・プランデッリ氏、ルチアーノ・スパレッティ氏、そしてフランチェスコ・グイドリン氏らの名前を挙げている。
残り2戦は16位サンプドリアに18位フロジオーネと下位が相手だが、取りこぼしが続くミランにとって安心できる要素ではない。
なお、もしもミハイロビッチ監督がチームを離れることになった場合、ここ2試合は出場機会がなかった本田を取り巻く状況にも変化が訪れるかもしれない。
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