レバークーゼンに所属するFWハビエル・エルナンデス【写真:Getty Images】
今夏レバークーゼンに加入した“チチャリート”ことFWハビエル・エルナンデスが絶好調だ。ドイツ紙の『ビルト』は14日、同選手を“当たり選手”と称して紹介した。
今季ここまでリーグ戦13試合に出場し、10ゴール1アシストをマークしているエルナンデス。12日のボルシア・メンヒェングラッドバッハ戦では63分から76分までの13分間で3ゴールのハットトリックを達成するなど、現在6位に位置するレバークーゼンの原動力として活躍している。
同紙によると、前所属のマンチェスター・ユナイテッドからエルナンデス獲得した際の移籍金は1100万ユーロ(約14億5000万円)だという。このことから、かつてレバークーゼンに所属した元ブラジル代表MFゼ・ロベルト以来の“当たり”と賞賛している。
ゼ・ロベルトは移籍初年度となった1998/99シーズンで32試合に出場し、4ゴール7アシストを決め、チームをブンデスリーガ2位に導いた。その後2001/02シーズンまでの4シーズンで公式戦148試合19ゴール42アシストを叩き出し、3度のリーグ2位に貢献した。
「僕らは試合に勝ったけど、まだリーグでベストのチームではない」と、ボルシアMG戦での自身の功績とは裏腹に謙虚な姿勢を崩さないエルナンデス。27歳のメキシコ代表FWは、自らの右足でレバークーゼンに栄冠をもたらすことはできるのか。
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