他クラブから関心を寄せられているディバラ(左)とモラタ(右)【写真:Getty Images】
ユベントスのジュゼッペ・マロッタCEOが、他クラブから関心を寄せられているアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラとスペイン代表FWアルバロ・モラタについて、売り出す気はないことを明かした。13日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
22歳のディバラに関してはバルセロナとレアル・マドリー、アーセナルなどの複数のクラブが興味を示しており、バルセロナは6000万ユーロ(約80億円)のオファーを準備しているとされている。
しかし、マロッタCEOは「ディバラはとても若いし、調子が上向いてきているけど、まだ彼はポテンシャルを最大限に発揮していない。でも、彼は週を重ねるごとに自分が何ができるかを示しているし、今年も次の年も、販売するつもりなんてないさ」と語り、ディバラを販売するつもりはないことを明かした。
また、23歳のモラタに関しては、マドリーからユベントスに加入した際に買い戻しオプションがついており、場合によってはマドリーがそれを行使することも可能となっている。これについてマロッタCEOは「我々はこの状況をできるだけ早く解決したいと思っている。マドリーとの交渉に入り、それを透明にしたいね」とコメントし、できれば買い戻しオプションを外したいと考えているようだ。
モラタは先日、2020年までの契約延長を結び、ユベントスにとって重要な選手であることを示している。ディバラもまたリーグ戦15試合で7得点を決める活躍を見せており、加入1年目で存在感を発揮。両選手共に手放すわけにはいかないとユベントスは考えているのだろう。
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