エバートンのDFジョン・ストーンズ【写真:Getty Images】
イングランド代表DFジョン・ストーンズの移籍は見送りとなりそうだ。12日、英紙『デイリー・メール』が報じている。
ストーンズについては、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、アーセナルやバルセロナなどが獲得に向けて動いているとされており、21歳の若き代表選手に提示される移籍金は4500万ポンド(約83億円)にも上るといわれている。
しかし、所属先のエバートンは巨額のオファーに対しても固辞する姿勢を構え、ストーンズ残留に働きかけるつもりだという。
なお、チェルシーについてはストーンズについての移籍話は今回が初めてではなく、夏にも移籍金3700万ポンド(約68億円)のオファーを出している。しかし、この時もエバートンは断っていた。
エバートンとストーンズの間には週給3万ポンド(約550万円)の契約が3年半残されている。また、エバートンはストーンズの移籍市場価格について、5000万ポンド(約92億円)と見積もっているようだ。
値段を釣り上げられたとしても、オファーを受諾する意思はないといわれるエバートン。現地時間12日のノリッジ戦で引き分けて9位をキープし、チャンピオンズリーグ出場圏内となる4位ユナイテッドとの勝ち点差は6となっている。
ストーンズはノリッジ戦を含め、ここまでリーグ16試合に出場するなど最終ラインの要となっている。今後もしばらくエバートンの“壁”であり続けるようだ。
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