内転筋負傷で数試合の欠場が見込まれるFWネイマール【写真:Getty Images】
バルセロナは10日、FWネイマールが内転筋を損傷し、今後数試合を欠場すると発表した。
ネイマールはチャンピオンズリーグ(CL)グループE最終節レバークーゼン戦の前日練習で、左大腿部に違和感を感じて練習を取りやめていた。詳細はドクターの診断待ちとなっていたが、状態の回復次第では早期復帰も考えられるようだ。
バルセロナは12日にデポルティーボ戦を行った後、日本で開催されているクラブワールドカップに出場する予定。ネイマールも帯同リストに入っているが、今回の負傷で出場が一時危ぶまれていた。
しかし、ネイマールの父親が9日に「(けがは)軽傷だ。1週間は離脱するかもしれないが、クラブW杯の決勝戦は大丈夫だろう」と明かしていた見解通りとなった。
なおスペイン紙の『マルカ』によれば、ネイマールはマッサージなどを取り入れた治療法を受けて、クラブW杯決勝戦の出場に間に合わせようとしているとのこと。2011年にサントスで逃したタイトルの獲得に意欲を示しているようだ。
バルセロナは17日のクラブW杯準決勝で、クラブ・アメリカ(北中米代表)対広州恒大(アジア代表)の勝者と対戦する。果たしてネイマールは、“MSN”と呼ばれるバルサ攻撃陣の一角として躍動する姿を日本のファンに見せることはできるのか。
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