契約満了となったMF楠神順平(写真は2014年のもの)【写真:Getty Images】
J2のセレッソ大阪は11日、MF楠神順平が契約満了に伴い退団することを発表した。
楠神は1987年8月27日生まれの28歳。同志社大学在学中に特別指定選手として合流していた川崎フロンターレでプロキャリアをスタートさせ、C大阪には2013シーズンから加わっていた。
昨季は公式戦36試合に出場するなどコンスタントにプレー機会を得ていたが、今季は6月の右足骨折などけがの影響もあって22試合に減少。アビスパ福岡とのJ1昇格プレーオフ決勝戦でもサブメンバー入りしていたが、出場機会はなかった。
クラブの公式ウェブサイトでは「自分自身結果を残せなかったことがサポーターの皆さんに本当に申し訳なく思っています」とクラブのJ1昇格に貢献できなかった無念さをコメントした楠神。しかし、続けてサポーターへの感謝の気持ちも伝えている。
「でもプレーオフで最高の雰囲気を作ってもらい、その中でサッカーをさせてもらったことはサッカー選手としてすごく幸せでした」
新天地は明らかになっていないが、「僕も次の場所で頑張ります」と意気込みを述べている。
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