試合会場にはサー・アレックス・ファーガソン氏(右)も訪れていた【写真:Getty Images】
現地時間8日、チャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ最終節のヴォルフスブルク対マンチェスター・ユナイテッド戦が行われたフォルクスワーゲン・アレーナで、不審物が見つかっていたことが明らかになった。
英紙『ガーディアン』によると、当日スタジアム外の駐車場で不審物が発見され、警察の取り調べが終了するまでの15分間、関係者はスタジアム内で待たされたという。取り調べにより不審物が爆弾でないことが確認されると、警察は速やかに外出を許可した。
なお関係者には、この日の一戦を観戦するために訪れていた元ユナイテッド監督のサー・アレックス・ファーガソン氏も含まれていた模様。さらに、今回の事件現場となったフォルクスワーゲン・アレーナは、先月中止されたドイツ代表対オランダ代表の試合会場だったハノーファーから車で1時間ほどの場所にあるという。
今回は負傷者など被害が出なかったことが何よりの幸いだが、パリで発生した同時多発テロ以降、ヨーロッパでは未だ緊張状態が続いている。
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