元レアル・マドリーのボルハ・バレロ【写真:Getty Images】
フィオレンティーナでプレーするMFボルハ・バレロは、スペイン紙『ABC』でのインタビューで古巣レアル・マドリーの“衰退”を嘆いた。
バレロはマドリーの下部組織出身であり、トップチームにも数試合出場している。その後マジョルカやビジャレアルなどを経て現在はセリエAで2位につけるフィオレンティーナで主力としてプレーしている。
バレロはマドリーについて「サッカー界の模範ではなくなってしまった。威厳や風格まで失ってしまい、ぐらついているように見える」とかつて所属していたクラブの現在を嘆いた。
しかしながら、マドリーのライバルであるバルセロナには「素晴らしいシーズンを続けている」と称賛しながらも「まだ輝かしい頃のマドリーの地位にはほど遠い」と述べている。
「今でもテレビではマドリーの試合しか見ない」と古巣を見守っているバレロだが、彼の願いは届くのだろうか。
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