損害賠償を請求されたGKマルビン・ヒッツ【写真:Getty Images】
ブンデスリーガのアウクスブルクに所属するスイス代表GKマルビン・ヒッツが、ケルンから損害賠償を請求をされた。8日に独メディア『Kolner Express』が報じている。
同メディアによると、現地時間5日に行なわれたケルン戦で、PKのピンチを迎えたシーンがあったが、その際にヒッツがペナルティスポットに穴を掘り、キッカーとなったアントニー・モデストのミスを誘う行為をしていたとのこと。足で芝を削って荒らされたとして、ケルンのスタジアムを管理するハンス・ルッテン氏から損害賠償を請求されたようだ。
ヒッツは今季公式戦22試合に出場し、アウクスブルクの絶対的守護神として君臨している。PKを決められれば先制点を許していただけに、ヒッツもプレッシャーを感じていたのかもしれない。
だが、結果的にこの策略がモデストのミスを誘発することに成功し、PKをセーブしている。そして、後半に1点を決めたアウクスブルクが勝利した。芝の修復費用を請求されたことは痛いが、それ以上に勝利の喜びの方が大きいかもしれない。
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