クリスティアン・サパタ【写真:Getty Images】
守備陣の強化を目指すラツィオは、1月の移籍市場でミランのDFクリスティアン・サパタ獲得に動くようだ。伊『トゥットメルカートウェブ』が報じた。
CBが手薄なミランである程度の出場機会を得ているものの、軽率なプレーで失点に繋がるミスが多く信頼を獲得するには至っていないサパタ。今季末で切れる現行契約が延長される見込みはなく、クラブ側も売却する最後のチャンスである1月を移籍の最適なタイミングと見ている。
一方のラツィオはステファン・デ・フライを負傷で失い、マウリシオとサンティアゴ・ジェンティレッティの控えが32歳のエドソン・ブラーフハイトとCBの選手層が心もとない。
サパタ以外にもウディネーゼのトマ・ウルトーやドニプロのドウグラスなど即戦力の確保を目指している。獲得候補に挙がっていたオランダ代表DFロン・フラールは母国1部AZアルクマールとの契約が決まってしまった。
ミラン守備陣の″穴″として取り上げられることも多いサパタはチームを離れるのか。近年のプレーぶりでは安定感をもたらす補強になるか疑問だが、これまでの経験と実績は即戦力として申し分ない。
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