トークイベントに登場したサー・アレックス・ファーガソン氏【写真:Getty Images】
かつてマンチェスター・ユナイテッドの監督を務めたサー・アレックス・ファーガソン氏は、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティにリーグ優勝の可能性があると発言した。7日、英紙『デイリー・メール』が伝えている。
ファーガソン氏は7日、ロンドンで行われたトークイベントに登壇。現在プレミアリーグ首位のレスターについて「現在、レスターがリーグで最高のチームだということに疑いはない。しかし気になるのは“それがいつまで続くのか”ということだ」とコメントした。
ファーガソン氏は1992/93シーズンのノリッジを引き合いに、スモールクラブが直面する“チャレンジ”について説明。当時のノリッジは3月半ばまで首位を走っていたが、ファーガソン氏率いるユナイテッドに敗戦し、優勝を逃している。
「歴史的にも、レスターのようなスモールクラブにはチャレンジが訪れる。現在のメンバーで最後まで戦い抜けるかどうかということだ」
レスターがリーグ優勝を達成するために、クラウディオ・ラニエリ監督はフロントに選手獲得を要請するべきだとファーガソン氏は主張。また、自身ならどうするかということについても述べている。
「もし私がラニエリ監督の立場にあったら、1月に補強を求めるだろう。とても大きなチャンスだからだ。彼は限られた戦力の中でうまくやっているが、優勝を目指すなら選手を獲得するべきだ」
リーグ戦は8戦負けなしと絶好調のレスター。果たして、クラブ史上初となるプレミアリーグ制覇の栄冠を勝ち取ることはできるのだろうか。
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