カルロ・アンチェロッティ氏【写真:Getty Images】
かつてレアル・マドリーを率いたカルロ・アンチェロッティ氏の現場復帰はマンチェスター・ユナイテッドになるかもしれない。7日、英紙『ガーディアン』が伝えた。
マドリーでは119試合を指揮し、89勝14分16敗と素晴らしい成績を残したものの、2014/15シーズンにタイトルを逃したとして今年5月に解任されたアンチェロッティ氏は現在フリーとなっている。
チェルシーをはじめ複数クラブの名前が噂に上がる中、次のチームをユナイテッドとする理由について、同紙は現職のルイス・ファン・ハール監督が2017年夏の契約満了をもって退任する意向を示していることを根拠に挙げている。
また、同紙はイギリスの新聞『インディペンデント』のインタビューも引用。アンチェロッティ氏が来夏の現場復帰に意欲を見せる発言や、プレミアリーグのクラブへの監督就任を期待するコメントもあったと紹介している。
ユベントス、ミラン、チェルシー、パリ・サンジェルマン、そしてマドリーといった数々のビッグクラブでタクトを振り、3度のチャンピオンズリーグ制覇を達成した名将は引く手数多。果たして、マンチェスターの赤い悪魔を率いる日は訪れるのだろうか。
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