途中出場から、わずか32秒で退場となった【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAで信じられないスピードでの退場劇が生まれた。現地時間の6日に行なわれたアタランタ対パレルモ戦で、わずか「32秒」でレッドカードを受けてしまった選手が現れたのだ。
衝撃的な退場劇の主人公となったのはアタランタのMFジュリオ・ミリアッチョ。76分にMFヤスミン・クルティッチに替わって途中出場を果たすと、直後の競り合いで相手選手を足裏で蹴ってしまい一発レッドカードとなってしまう。その間、わずか「32秒」というスピードだった。
このスピード退場劇は近年10年間のセリエAで最も速い退場劇とのこと。セリエA史上最速の退場劇は1990年にボローニャのジュゼッペ・ロレンツォが記録した10秒。Jリーグにおける最速記録は2009年に東京ヴェルディの菅原智が記録した9秒となっている。
なお、アタランタ対パレルモは10人となったアタランタが3-0で勝利を収めている。
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