決勝点の原動力となった「悔しさ」
再び香川真司が試合を決めた。ヴォルフスブルクとの大一番で途中出場を果たした香川は、試合終了間際の93分に劇的な決勝ゴールを叩き込みドルトムントを勝利に導いた。
香川は試合後のインタビューで「悔しさをリカバリーして、気持ちを切り替えた」とハイパフォーマンスの秘密を明かした。
先発出場を逃したことについて「この2試合、プレー内容というよりも気持ちのところで試合に入れていなかった」と語り、トーマス・トゥヘル監督のメンバー選出を「当然の采配。監督も、そういうところは見ているんで」と語った。
また、「(気持ちの部分は)ビッグゲームにおいては見逃せない」と重要性を強調している。「だからこそ自分もしっかりと改めて気合を入れて、今週のトレーニングもよいトレーニングができていた」と万全の準備で試合に挑んたことを語った。
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