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独紙、決勝点を記録した香川に平均点。不発の絶好調FWはチーム最低評価に…

text by 編集部 photo by Getty Images

独紙、決勝点を記録した香川に平均点。不発の絶好調FWはチーム最低評価に…
ドルトムントに所属する香川真司【写真:Getty Images】

 ドイツ・ブンデスリーガ第15節が現地時間5日に行われ、ドルトムントは途中出場を果たした日本代表MF香川真司の決勝点により、ヴォルフスブルクに2-1で勝利した。

 前節は先発出場を果たした香川だったが、あまり良い印象を残さなかったこともあり、この日はベンチスタートとなった。55分にイルカイ・ギュンドアンに代わって途中出場を果たすと、1-1で迎えた後半アディショナルタイムに香川が劇的な勝ち越し点を決めたことでチームは勝利している。

 独紙『デア・ヴェステン』は香川に平均並みの評価となる「3」をつけ、寸評では「ギュンドアンの地位を引き継ぎピッチに立った。彼はアディショナルタイムにチャンスを迎え、ムヒタリアンからのクロスを押し込んだ」と、決勝点を決めた香川を評価している。(ドイツの採点は「6」が最低で11段階に分けて表され、数字が小さいほど評価が高いことを意味する)

 今季公式戦で25得点を記録し、今節は不発に終わったピエール=エメリク・オーバメヤンに対しては、チーム最低評価となる「6」を与えた。また、ヘンリク・ムヒタリアンとスベン・ベンダーにはチーム最高評価となる「2」をつけている。

 また、地元紙『ルール・ナハリヒテン』は香川に「2.5」の評価をつけ、ムヒタリアンとベンダーにはチーム最高点となる「1.5」を与えた。オーバメヤンはチーム最低点となる「4」がつけられている。

 香川は途中出場だったこともあり、プレー時間は短かったが最後の最後で素晴らしい活躍を見せた。首位のバイエルン・ミュンヘンがボルシア・メンヒェングラッドバッハに敗れたこともあり、勝ち点差が5に縮まっている。この勢いのまま、首位独走を続けるバイエルンに追いつきたいところだ。

【了】

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