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レアルの選手不正起用にレジェンドが擁護「現場に責任はない」

text by 編集部 photo by Getty Images

レアルの選手不正起用にレジェンドが擁護「現場に責任はない」
レアル・マドリーのデニス・チェリシェフ【写真:Getty Images】

 コパ・デル・レイのカディス戦で出場資格のないMFデニス・チェリシェフを起用させたことで問題になっているレアル・マドリーだが、クラブのレジェンドであるマノーロ・サンチス氏がクラブ代表責任者を擁護した。3日付け『マルカ』が報じた。

 チェリシェフは昨季マドリーから期限付き移籍していたビジャレアルで同大会の累積による出場停止を受けており、これを消化しないままマドリーに復帰していた。

 しかし、マドリー側がこれを把握できておらず、チェリシェフはカディス戦で先発出場。さらには先制ゴールまで決めている。

 1980年代から18年間マドリーでDFとして500試合以上に出場しているサンチス氏は、不正な先発メンバーで試合に望んだことでコパ・デル・レイ敗退を危惧しながらも自身のSNSアカウント上で「チェンド(クラブ代表責任者)に責任はない」と擁護し、選手に出場資格があるかを確認するのは一度もチェンド氏の仕事であったことはないとした。

 サンチス氏は、責任はスポーツ部門運営にあり現場の人間には責任はない考えているが、カディスはすでにマドリーの不正を訴えている。

 この件についてはRFEF(スペインサッカー協会)から処置が発表されることになっているが、どのような処分が下されるのだろうか。

【了】

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