ラツィオのセナド・ルリッチ【写真:Getty Images】
ラツィオに所属するボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFセナド・ルリッチが衝撃の大けがを負ってしまった。英『ユーロスポーツ』などが2日に報じている。
同日の練習に参加していたルリッチは、ジムでのトレーニング中にウェイトトレーニング用の器具を落としてしまい、右手の指2本が床との間に挟まれてしまった。その後すぐに病院へ運ばれて緊急手術を受けている。
クラブの発表と様々な報道を総合すると、ルリッチは右手中指を骨折したうえ、右手薬指は粉砕骨折で、外傷による半切断状態にあるという。手術は成功しているものの指先の一部を失う危険性が残っており、切断部分が無事に接合されたかは数日間経過を観察する必要がある。
ここまでリーグ戦全試合に先発していたルリッチの具体的な復帰時期は明らかになっていない。少なくともクリスマスまでは出場できないという見方が強いが、最悪の事態を避け、競技に負傷の影響が残らないことを願うばかりだ。
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