レアル・マドリーのラファエル・ベニテス監督【写真:Getty Images】
かつてラス・パルマスやビジャレアル、ラージョ・バジェカーノなどで監督を務めたダビド・ビダル氏は、レアル・マドリーのラファエル・ベニテス監督について「まだ自分が指揮しているチームについてわかっていない」とスペインラジオ局『ラディオ4G』で語った。
ビダル氏は1970年代にプロで選手としてプレー。その後1980年代終わりより監督として1部、2部の数々のチームを率いた。
同氏はラファ・ベニテス監督について「彼は友人であり全力で擁護する」としたが、「彼はまるでヘタフェの監督をしていると勘違いしているのではないか」と自分がマドリーというビッグクラブの監督であるということを自覚しなければならないと忠告した。
また、ハメス・ロドリゲスはベニテス監督の起用法に不満があるといわれているが、「選手間の競争が激しいマドリーではよくあること」と自ら語っている。
ビダル氏はJ・ロドリゲスについて「2014年W杯でのゴールのおかげでマドリーに来たようなもの。イスコのほうが断然良い」と持論を展開した。
マドリーは現地時間5日にリーグ第14節で、そのヘタフェと対戦する。ベニテス監督はヘタフェ側のベンチに座ることはないが、“マドリーの監督として”勝利を収めることができるだろうか。
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