ローマ就任が噂されるマッツァーリ監督【写真:Getty Images】
かつて日本代表DF長友佑都を指導したワルテル・マッツァーリ監督に、ローマの指揮官に就任する可能性が浮上している。1日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じた。
マッツァーリ監督はナポリで発揮した敏腕ぶりが評価され、2013/14シーズンからインテル監督に就任。日本代表DF長友佑都を指導した。しかしインテルでは思うような結果が出ず、2014年11月14日に監督の座を離れ、以降フリーとなっていた。
同紙によると、マッツァーリ監督に白羽の矢を立てているといわれるのがローマだという。昨季のセリエAではクラブを2位に導いたルディ・ガルシア監督だが、チャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第5節のバルセロナ戦で1-6の大敗。続くセリエAアタランタ戦でも完敗を喫し、ここに来てチームの勢いに陰りを見せている。
本件について、同紙はダミコ代理人にインタビューを敢行。ローマの監督として候補に挙がっているかという問いには「今のところは全くない。ただの噂に過ぎないし、確固たるものはない」とコメントした。
また、マッツァーリ氏に現場復帰の意欲があるかという質問に対しても「まずオファーが届かなければ話にならないね」と一蹴。オファーが届いていないということを改めて強調している。
果たして、マッツァーリ監督のローマ指揮官就任は実現するのだろうか。
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