横浜FCでの再登板が決まったミロシュ・ルス氏【写真:Getty Images】
J2の横浜FCは1日、9月15日に同クラブの監督を辞任していたミロシュ・ルス氏が2016シーズンから再び指揮を執ると発表した。
ルス氏は1962年4月4日生まれの53歳。選手としてはユーゴスラビア、スロベニア、オーストリアなどを渡り歩き、1990年に引退。指導者への転身後は、ブランメル仙台(現ベガルタ仙台)、スロベニアの世代別代表などで監督を務めた。
2015シーズンから横浜FCの監督に就任。しかし、連勝は7月に1度記録したのみで、第24節から31節までで8連敗を記録して17位に順位を落としていた。
前回の辞任は成績不振や体調不良などを理由に自ら申し出ていたが、来季から再び指揮を執ることとなった。
ルス氏は9月の辞任について「試合結果もさることながら、私の一身上の都合、体調のこともあり途中で辞任せざるを得なかったことを改めて謝罪したいと思っております」とコメント。
一方で同氏は「更に魅力的なサッカーをお見せすることを約束し、まずはトップ6を目標としてすべてを捧げる一存であります」と、来季の飛躍を誓っている。
クラブを一時“留守”にした形となった指揮官は、港町・横浜に新たな浜風を吹かせることができるのか。
【了】