ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOが、現地時間28日のサンプドリア戦で2ゴールを決めた20歳のU-21フランス代表FWエムバイェ・ニアンを称賛した。29日に英メディア『フォー・フォー・トゥー』が報じている。

　サンプドリア戦で先発出場を果たしたニアンは16分にジャコモ・ボナベントゥーラの先制点をアシストすると、38分にはPKを決め今季初ゴール。さらに、後半に入った49分には相手GKのパスミスを拾ったところから一人でゴールまで持ち込み追加点を決めている。1試合で2得点1アシストの活躍を見せ、チームを勝利に導いたニアンに対してガッリアーニCEOは称賛の言葉を贈っている。

「私は特にニアンを称賛したいと思う。彼はファンタスティックだったし、まだ20歳なんだよ。私は彼が若い年齢の時にチームに連れてきた。昨季はジェノアが関心を示していたが私は抵抗した。彼らはレンタル中に購入オプションで買い取ることを望んでいたんだ。しかし、私は諦めなかった。そして私たちは今、チームにとって重要な選手を持っている」

　ニアンは昨季、ジェノアで公式戦14試合に出場し5得点を決めていた。そしてレンタル期間が満了となり今夏の移籍市場でミランに復帰したが、ここまで得点を決めることができていなかった。しかし、ようやく手応えを掴んだことでチームにとって欠かせない選手に成長する可能性もありそうだ。

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