補強禁止の可能性が挙がるレアル・マドリー【写真:Getty Images】
スペイン・マドリッドを拠点とするレアル・マドリーとアトレティコ・マドリーに補強禁止の可能性が挙がっている。27日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じた。
両クラブはバルセロナと同じく未成年者の国際移籍に関する規定に違反したとして、国際サッカー連盟(FIFA)によって処罰を受ける可能性があるとのこと。バルセロナはこの処罰で2016年1月まで新たな選手の獲得を禁止されている。マドリーとアトレティコもまた、2016年から新たな選手の獲得を禁止される可能性が浮上した。
とりわけ、マドリーはエル・クラシコでバルセロナ相手に0-4と大敗を喫し、ラファエル・ベニテス監督への内部反乱が噂されるなど、現在多くの問題を抱えている。そんな中での補強禁止は同クラブにとって致命傷ともいえる処罰だ。
マドリッドの両クラブに対して補強禁止の噂が挙がったのは、今回が初めてではない。今年4月に同様の報道がなされたが、その際にはマドリーは公式声明で否定をしている。今後の動きに注目が集まりそうだ。
【了】