モントリオール・インパクトのFWディディエ・ドログバ【写真:Getty Images】
かつてチェルシーなどでプレーし、現在はカナダのモントリオール・インパクトに所属するFWディディエ・ドログバが、夏から参戦しているメジャーリーグサッカー(MLS)の難しさについて語った。26日、大手メディア『ロイター』が伝えている。
シーズン途中からモントリオールへと移籍したドログバは、レギュラーシーズン11試合で11ゴール1アシストをマークするなど大活躍。チームをプレーオフ進出に導いた。
だが、自身初となった北米大陸でのシーズンは、特に移動の面で過酷だったようだ。
「(MLSでの)挑戦は異なるものだね。人々はMLSでプレーするのは簡単だと思っている。でも信じてほしい、プレミアリーグでプレーするよりも難しいよ」
「例えば、フライトを逃せば3〜4時間は空港に留まることになる。それが本当に辛いんだ。(MLSで)アウェイに乗り込むチームはあまり勝てないんだけど、到着するころにはみんな疲れてしまっているからなんだ」
モントリオールは今季17試合のアウェイ戦で9敗を喫している。このうち1点差ゲームは5度もあり、いずれも先制を許しながら追いつけないという展開だった。
それでもドログバは「いい選手がたくさんいるし、リーグは成長している。2、3年のうちに世界でも重要で存在感のあるリーグになると思うよ」と、MLSに将来性を感じている様子。なお、自身の将来については「今年いっぱいは今後を考える時としたい」とコメントしている。
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