ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督【写真:Getty Images】
ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督は現地時間25日、ヨーロッパリーグ(EL)グループリーグ第5節のFCクラスノダール戦に向けた前日会見に臨んだ。
日本代表MF香川真司をはじめとした主力選手がメンバーに帯同していないことがすでに伝えられていたが、トゥヘル監督はこの場でそれぞれの不帯同の理由を話した。中でも、香川の場合は単純明快だとしている。
「シンジの欠場については明確だ。彼は非常に長い距離を移動し、多くのタイムゾーンを越えてきた。我々はシンジに休息を与えることにした」
なお、FWピエール=エメリク・オーバメヤンについては構想に入っていたものの、筋肉系の問題が明らかになったため帯同を外れることになったと説明。続いて、FWマルコ・ロイスについては以下のようにコメントした。
「マルコは昨日の段階で大事をとることにした。ハンブルガーSV戦で見せたようなハードワークをすると、彼はしばしば内転筋に問題を抱えてしまう。だから、気をつけなければならない。マルコには怪我なくウィンターブレイクに入ってほしい。だから、1週間に3度試合に出るよりは2度の方がずっといい」
香川、オーバメヤン、ロイスという主力選手を欠いて臨むクラスノダール戦では、グループCを首位で通過するために勝ち点3が欲しいところ。しかしトゥヘル監督は「グループステージの中で今のところ最も難しい試合だ」と警戒心を示している。
果たして、ドルトムントはロシアの地で首位通過を決めることができるのか。
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