ユベントスのGKネト【写真:Getty Images】
今夏フィオレンティーナからユベントスに加入したGKネトだが、名手ジャンルイジ・ブッフォンの牙城を崩すまでには至っていない。ブラジル代表としても期待されているため、冬の移籍市場で再び新天地を求めるのではないかと噂されていた。
しかし本人にもクラブにもそういった考えはないようだ。伊『トゥットメルカートウェブ』が伝えた。
ユベントス専門サイト『ユーベライブ』のインタビューを受けたネトの代理人ステファノ・カスターニャ氏は「彼はユーベとの契約をあと4年残していて、クラブを離れる意思はない」と、早期の退団を否定する。
そして「繰り返すが、あらゆるオファーを評価したうえでユベントスを選んだ時、忍耐と落ち着きがなければならないというのはわかっていた」と述べ、ブッフォンの立場を奪うにはさらなる成長が必要だと強調した。
フィオレンティーナで絶対的守護神として活躍していたことからもわかる通り、ネトの実力はセリエAトップクラスであるのは間違いない。マッシミリアーノ・アッレグリ監督にとって、ブッフォンとネトの存在はいい意味で頭の痛い悩みになっているだろう。
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