レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が、ラファエル・ベニテス監督への信頼とサポートを改めて強調した。24日付け『マルカ』が報じている。
ベニテス監督は、リーガ・エスパニョーラ第12節バルセロナ戦“エル・クラシコ”で0-4の完敗によって大きな批判を受けている。
しかしながら、ペレス会長は現在の状況を分析し「ベニテス監督を我々(マドリー上層部)は信頼しており、サポートしていく」と発表した。同指揮官がチームの最大限の力を引き出せる監督であることを強調し、「彼に静かに仕事をさせてあげよう。勝利はついてくる」と、擁護している。
ペレス会長はブーイングや辞任を要求する声に対して「マドリーファンの見る目は非常に厳しいことは知っている」とし、ファンの意見は尊重するとした。
さらに同会長は指揮官だけではなく、自分自身に対する疑問の声にも言及した。「私に対するネガティブキャンペーンがあると思う。あなたたちもそう思っているし、みんなそう思っているよ。何人かのジャーナリストは我々(マドリー)を混乱させたいんだ」と批判の存在を認めたが、「これからはもう許すことはできない」と厳しい姿勢で望んでいくとした。
混乱が続くマドリーだが、立ち直ることは出来るのだろうか。
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