ミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督【写真:Getty Images】
日本代表の本田圭佑が所属するミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督がフォーメーションに変更を加える可能性が出てきた。イタリア『カルチョメルカート.com』が報じている。
現在、ミランはカルロス・バッカを前線の軸に据えた4-3-3を基本システムとして採用している。だが同メディアによれば、変わらずバッカを軸とした上で相棒にルイス・アドリアーノかエムバイェ・ニアンのどちらかを置く4-4-2の形を採る可能性があるという。
仮に今回4-4-2が導入されるとなると、これは今年2月1日のセリエA第21節・パルマ戦以来およそ10ヶ月ぶりのこととなる。この試合、フィリッポ・インザーギ監督(当時)の指揮下にあったミランはジェレミー・メネズの2ゴールなど3-1で快勝。ちなみに、本田は右サイドハーフとしてフル出場を果たしていた。
ミランの4-4-2といえば、名将アリゴ・サッキ氏がゾーンプレスを武器に一世を風靡した時代の基本システム。1992/93シーズンにローマの選手として対峙した当時のチームのような勢いを、ミハイロビッチ監督はミランにもたらすことができるか。そして、本田にポジションは用意されているのだろうか。
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