問題児ドメニコ・ベラルディ【写真:Getty Images】
セリエAのサッスオーロで活躍する“ミランキラー”ことドメニコ・ベラルディ(21)だが、セリエAで最も問題児であることが判明した。
日本代表FW本田圭佑が所属するミランに対して抜群の相性の良さを誇るベラルディ。これまでセリエAで戦った6試合で8ゴール2アシストを記録している。また、昨季はセリエAでゴールとアシストともに2桁を決めており、来季のユベントス移籍が決定的とみられている。
しかし、そんな期待の若手であるベラルディだが、一つ大きな問題を抱えている。同選手が2013/2014シーズンより受けた警告の数は実に30回。27枚のイエローカードと、3枚のレッドカードを受けている。これはセリエAで最も多い数字だ。
U-21イタリア代表でも無断欠席によって出禁となった過去を持つベラルディ。今節のセリエAジェノア戦でも相手選手に倒され報復行為によって退場となっている。サッスオーロの指揮官であるエウセビオ・ディ・フランチェスコ監督も「彼と話す。このようなことが起こったのは、今回が初めてではないからね」と頭を悩ませていることを明かした。
ユベントスはとりわけ素行問題に対して厳しいクラブとして有名だ。果たして、ベラルディは“問題児”から卒業することはできるのだろうか。
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