クリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
現地時間21日に行われたプレミアリーグ第13節のワトフォード戦後に、マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督がクリスティアーノ・ロナウド復帰説について言及した。英紙『ガーディアン』などが報じている。
2009年にユナイテッドからレアル・マドリーに移籍したC・ロナウドだが、最近はスペインでの将来を約束せず、退団の可能性すらほのめかしている。新天地にはパリ・サンジェルマンなど金満クラブが挙げられているが、ユナイテッドも関心を失っていないようだ。
ファン・ハール監督は「我々はすべての選手を見ている。C・ロナウドに限らずね。しかし彼らのほとんどは獲得できない。C・ロナウドに関しては、(復帰を)待って願ってみよう」と述べ、かつてのエース帰還の可能性を否定しなかった。
最近はマドリーでの低調ぶりに批判が集まり、チームもバルセロナにホームで0-4の記録的大敗を喫するなど不穏な空気が流れている。ファンからC・ロナウド不要論も持ち上がっており難しい状況に置かれている。
それでも移籍には多額の違約金を支払う必要がある。現行契約も2018年まで残されており、フリーでの獲得は不可能に近い。マドリーでのサイクルは終わりに近づいているのか、今後もC・ロナウドの周囲が騒がしくなりそうだ。
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