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伝統の一戦はバルサがレアルを粉砕。クラシコで起きた5つのこと

現地時間21日、レアル・マドリーとバルセロナによる伝統の一戦“クラシコ”が開催された。2位マドリーと勝ち点3差で首位に立つバルサによる首位攻防戦だったが、終わってみればバルサが4ゴールで宿敵マドリーを粉砕している。この試合前後に起きた5つのことを紹介しよう。

text by 編集部 photo by Getty Images

1.クラシコでもフランスに連帯。“ラ・マルセエーズ”を斉唱

伝統の一戦はバルサがレアルを粉砕。クラシコで起きた5つのこと
試合前にはフランス国旗が掲げられ、ラ・マルセエーズが斉唱された【写真:Getty Images】

 パリのテロ事件を受け、今節は欧州各国のリーグ戦でフランス国歌が試合前に流されるなど連帯感を示していたが、スペイン伝統の一戦でもそれは見られた。

 クラシコといえば壮観なコレオグラフィーも見所のひとつだが、マドリーサポーターはこれを自粛し、観客席には大きなフランス国旗が掲げられた。また、試合前には“ラ・マルセエーズ”が斉唱され、両選手は黙祷を捧げた。

 この大一番に向けて警備員などが約2500人派遣されるなど、厳戒態勢を敷かれた中での一戦だった。

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